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ぬらりひょん (ゲゲゲの鬼太郎) : ミニ英和和英辞書
ぬらりひょん (ゲゲゲの鬼太郎)[たろう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おに]
 【名詞】 1. ogre 2. demon 3. it (i.e. in a game of tag) 

ぬらりひょん (ゲゲゲの鬼太郎) : ウィキペディア日本語版
ぬらりひょん (ゲゲゲの鬼太郎)[たろう]

ぬらりひょんは、水木しげる漫画(及びそれを原作としたアニメーション、映画等)の『ゲゲゲの鬼太郎』(旧題:『墓場の鬼太郎』)に登場する宿敵となる妖怪のひとり。
== 概要 ==
初登場は、原作漫画では『妖怪ぬらりひょん』、アニメ版ではそのアニメ化である第1作の第12話(ともに1話のみの登場)。アニメ第2作では登場せず、第3作から第5作では準レギュラーとして登場した。「日本妖怪の総大将」と呼ばれる現在のイメージは、アニメ第3作のときに形成されたものである(漫画では「週刊実話」版、映像では第3作の前の実写「月曜ドラマランド」版が敵ボスとしての初出)。
頭部は大きめの禿頭で皺の深い顔、痩身で身なりのいい老人の姿。一般には、忙しい夕暮れに勝手に他人の家に上がり込み、家人のような顔をして飲み食いをするなどと言われ、タコ(海坊主)の妖怪の一種とも伝承されている。
卑怯で狡猾な手口で悪事を働き、鬼太郎と対立する。だがどこか間抜けなコメディータッチな面もある。基本的に他者を利用するのが得意な悪参謀タイプ。強い妖怪を雇ったり騙したりして、あの手この手で鬼太郎達を倒そうと画策し、多数のシリーズで「鬼太郎の宿敵」の代表格となっている。
原作とアニメ第1作では、「山田」と名乗って人間に成りすまし裕福な生活を送る一方、盛り場で爆弾テロを起こすなど、悪事の数々を働いた。いずれ自分の犯行が鬼太郎にばれる事を恐れ、先に鬼太郎をねずみ男と共に落とし穴にはめて、コンクリート詰めにした。だが迂闊に鬼太郎と握手した為、秘術「鬼太郎つき」で手を乗っ取られる。仲間の蛇骨婆に助けを求め、穴から脱出したばかりの鬼太郎を「封じの壺」で止めをさそうとするが、逆に鬼太郎により古代の石臼を使った「先祖流し」で先史時代に二人とも流される。他が羽織を着た和装を基本とするのに対し、ここのみ背広を着ている。
週刊実話版『野球狂の巻』では、妖怪の高校「墓の下高校」校長として登場。自校野球部の高校野球界進出に託けて人間界の占領を企むが、それに気付いた人間側の依頼を受けた鬼太郎によって生徒職員共々あの世に流された。
アニメ第3作放送と同時期に連載された『最新版』(水木しげる作画ではなく水木プロ作画)では、アニメ版と共に事実上のボスとして幾話にまたがって登場する。『最新版』ではかつて先祖流しで過去に流されたぬらりひょんが現代まで生き延び、長い間に人間の悪意を得て強大な妖力を得たと言う設定。三原山の噴火に巻き込まれて火口に落とされるも、最終回で伊豆大島を破壊して復活し、「食妖鬼」と呼ばれる周囲の存在全てを喰らい尽くす怪物となっていた。この状態では自我や知性というものは完全に失われており、目玉の親父も鬼太郎に逃げる事を勧めた。最後は鬼太郎の捨て身の攻撃で粉々に破壊された。
『鬼太郎国盗り物語』では、箱根城でのムーとの決戦の際、妖怪存亡の危機に毛目玉に口説かれて鬼太郎達に加勢。輪入道部隊、一つ目部隊、部隊、カラス天狗飛行隊を指揮し、敵の「ひとだま爆弾」攻撃には、ひとだま食いを召喚して反撃するなど、総大将に相応しい戦力を駆使した。
『妖怪千物語』(ほしの竜一作画)では、第25話で姿を表す。鬼太郎を裁判の罠で倒そうとしたが、結局は怒りに燃える鬼太郎に敗れ、天狗ポリスに500年の溶解刑に処刑された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ぬらりひょん (ゲゲゲの鬼太郎)」の詳細全文を読む




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